そしてこれは最近観た面白い映画です

不妊に悩む妻の慰めにと、夫が赤子を模した木の人形を贈り、狂喜した妻が人形を溺愛するところから物語の雲行きが怪しくなります。人形を我が子のように溺愛する妻の狂気は加速し、そのうえ人形そのものも徐々に意思を持ち家中の食べ物を際限なく欲しがる始末。

しだいに木の赤子はそのうち普通の食事では満足できなくなり、ミルクがスープに、スープが豚肉に、豚肉が人に…とモンスター化していくのですが、木の赤子の描写は基本アニメ調で比喩表現が多く、どこまでが現実なのかいまいち掴めない🤔

ちなみに作中では、食事シーンがたびたび出てくるのが特徴。しかしこれがまた心底マズそう😂
見た目もドロドロとしていてまるで吐◯物を彷彿とさせるものばかりですし、お皿に取り分ける音も「ビチャチャッ」とか「ボドッ！」とか醜いオノマトペが執拗に強調されています。後で知ったのですが、この作品の監督は食事が苦痛な人だそうで、作中の食事シーンがマズそうなのは意図的なものなのだとか。

…とても下世話ですが、食に興味が薄い人は性に対しても淡白なのでしょうか。
気になる。
ちなみに食欲と性欲の快楽中枢は近いのだとか。


長峰絵麻のトリセツ





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長峰絵麻